■作品内容
根暗で冴えない主人公は、学園に通ってからもう半年が経つというのに、友達が出来ないでいた。ある日の昼休み。授業中に手を上げてトイレに行く勇気さえ無い主人公は、昼休みのチャイムとともに我慢していたトイレへ猛ダッシュする。しかしそこには、この学園の理事長の娘・西城姫華とその取り巻きが歩いていた。この学園では西城らが廊下を通る時、端に寄って道を譲らなければならないというルールがあった。「よりにもよって、このタイミングで……」できるだけ縮こまり、そそくさと西城らの横を通り抜けようとしたが、あっけなく捕まってしまう。「……見ない顔だけれど、この学園のルール一つ守れないだなんて、一体どちら様なのかしら?」西城姫華に長々と説教じみたことをされ、主人公の膀胱が限界を迎る。その場で漏らしてしまった主人公は西城姫華とその取り巻きに罵詈雑言を浴びせられ、深い憎しみを覚える。そしてその日の夜。主人公のもとに、一通のメールが届く――。
■サークル名:第46騎士団